2016年02月11日

書評 データの見えざる手

ウェアラブルセンサを用いて人間の行動には一定の法則があることを発見した本。
唐突に熱い自分語りがスタートしたりして、この本もなかなかカオスである。



まとめ

人間世界に現れる分布は、正規分布(ポアソン分布)ではなく、ボルツマン分布(U分布)という、テールの長い分布である。(所得格差など)
自由な状態というのは、均一なのではなく、格差な状態なのである。

最後に会ってから時間が経てばたつほど、ある人に会う確率は下がる。
メールの返信についても、時間が経てば返信する確率は下がる。
熱中すればするほど、熱中から覚める確率は下がる。
同じ状態を続けようとすることが人間の本来の性質である。
つまり、あるイベント(会う、メールを返す、熱中から覚める)はランダムに発生するのではなく、偏りを持って発生しているのだ。

人間同士のつながりネットワークが広いことが、困っているときに誰かが助けてくれるという意味で、幸福なのである。

人間の腕の動き速度(身体運動活発度)は、一定の指数関数的な分布に従っている。
動きが活発な時間は、動きが活発でない時間よりも少ない。
ある活発度を持つ運動が出来る時間は一日の中で限られているため、
例えばメールを打つという動きはある活発度を持った運動なので、メールを打つという行為だけを24時間続けるというようなことは不可能である。
(もしくは不自然にだらだらとメールを打ったり、バタバタとメールを打ったりして、別の身体行動時間を充てることになる)
→今日は疲れたなぁと思ったらあきらめて帰って休もう

幸せを感じている人はそうでない人よりも身体行動が活発である。
一週間に10分、今週幸せだったことを書いた人たちはそれだけで幸せを感じるようになり、身体行動が活発になった。
相手と話しているときに身振り手振りを交えて、身体行動を活発にすると自分が幸せになるだけでなく、相手にも伝播する(相手も幸せになる)

posted by ロボたいしょう at 21:02 | Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする