2016年06月30日

投資はゲロとウンコと同時に戦うようなもの

やっぱり個人が株を買ったり投資をする必要は無い。

投資はゲロとウンコと戦うみたいなもんで、
例えるならいちばんゲロ吐きたい時に便器からウンコが吹き出してくるみたいなもんだ。
リーマンショックのように、実体経済がいちばん困ってる時(ゲロ吐きたい時)に、株もいちばん悪くなる(ウンコが吹き出してくる)。

だから、何かに投資をするというのは、自分がいちばん困ってる時(悪環境時)に、株も一番損をするのに、耐えなくてはいけないということ。
逆に言えば、投資収益の源泉は、ゲロ吐きたい時にウンコぶっかけられるのに耐える我慢料とも言えるだろう。

まともな神経してるやつはこんなことしない方が良い。


投資で大事なのは、やはりそういう危機時に耐えられるようにすることだと思う。

つまり、

1キャッシュを残しておくこと
(投資余力を残しておくというだけでなく、身の丈を超えたリスクを取らないということ)

2暴落時に拾えるようにしておくこと
(落ちるナイフを素手で掴むのは避けるとしても、少なくとも投げ売りはしないで済むようにすること)

3投機的なシーン(祭り)に突っ込まない
(Brexitのような、どちらかに大きく振れるような局面に、飛んで火に入る夏の虫する必要はないということ。)

まあ黙って毎月積立して、時価は気にせず放っておくのが精神的に一番良い気がします。
posted by ロボたいしょう at 21:33 | Comment(7) | スマートライフ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年06月28日

東京どこに住む?書評

東京どこに住む?
を読みました。

個人の体験談などを多く含む、ちょっと雑多な感じの本ですが、面白い切り口だと思いました。
本書のメインの主張は、人々は東京の西側から、東側の都心5キロ圏内に移っている、というものです。

単純に西から東へ、というのではなく、東の都心というのがミソのようです。
以下が第1章のまとめ。


序文
東京23区の中でもその性質は大きく異なっている。
東京一極集中と言われているが、23区の中でも人口減少が進む区と、人口が増加しつづける区(都心5キロ以内)がある。
⇒東京内でも格差の時代


西高東低から東へ

かつては、東京都内でも西側の副都心(新宿、渋谷、池袋)を中心とした鉄道路線が人気で、現実的にはその郊外に一戸建てを買うような行動が見られた。
一方で最近のトレンドは、東側で都心に近い場所(例えば人形町、茅場町、浅草、八丁堀、岩本町、月島、勝どき)である。
(=東側の郊外を意味しない)


(西高東低の歴史)
西高東低 鉄道と海運の差で西側は鉄道主体で発展

東側はもともと下町と貧民の街だった
高度成長期に工場などが増えた

新宿、渋谷、池袋の副都心を中心に、郊外に伸びる路線がJR、私鉄共に人気となった
(吉祥寺、中目黒、田園調布、自由が丘)


都心の衰退(ドーナツ化現象)
高度成長期のマイホーム政策
都心集中を避けるために現実には郊外に大量の団地を供給することで実現された

バブル(地価の上昇)で、都心は投機的なマネーが集まり、人が住めない環境になった。


転換(都心回帰)
1997年、タワーマンション法によって、高層住宅の供給が活発になる
職場の近くで飲んで帰る(家の周りは閑静な住宅街が好まれる)スタイルよりも、家の近くが栄えた場所(職食住の接近)が好まれるようになった。


この本では、西から東への移動と、都心回帰の2つのテーマが同時に扱われている。

都心回帰については、郊外の一戸建てへの憧れが薄れていることは、肌感覚でわかると思う。

本書では都心に住むメリットは通勤時間だけでなく、教育、環境にもあると述べている。
さらに、LINEなどのコミュニケーションツールが、友達同士のつながりを、「より近くにいてすぐ呼び出せる友達」にしたとして、15分以内に呼び出せる場所にお互い住むようになったとしている。
インターネットの普及で、物理的な距離が問題にならなくなったかと言われると、むしろ逆というのはしばしば言われることで、
yahooの在宅勤務の禁止などでも分かるように、近くに住むことと顔を合わせる価値というのは、実はかなり大きいと言われている(なので懸命な人は高知に住んだりしてはいけないよ)



西から東への移動については、
これまで、東側は評価が低く、家賃水準が安かった。
また、個人の経営する飲食店が少なく、魅力ある路地が作られていなかった。
今後の再開発でより魅力が増す可能性が高い。
というように述べられている。

実際、西側というのは、この本の定義する皇居から5km圏内というのには遠い(新宿、渋谷で5km)のため、そのさらに外側というのは、都心ではない。
港区や、六本木、表参道というエリアは、距離的には5km圏内だが、あまりにも家賃相場が高すぎる。

一方東側というのは、これまで人が住むような場所ではないと思われていたため、家賃が安い。
住職接近のトレンドにもマッチしているという。

posted by ロボたいしょう at 18:58 | Comment(0) | 読書・書評 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年06月16日

あなたが信用取引で買う株のリターンは悪いという論文


面白い論文を見つけたので紹介

http://www.mof.go.jp/pri/publication/financial_review/fr_list6/fr114.htm
「ボラティリティ・アノマリー」の行動経済学的探求
 

「リスクが高い証券に投資した場合の期待リターンは,リスクが低い証券に投資した場合のそれに比べて高い」との伝統的ファイナンス理論の「常識」に反し,
現実の株式市場では,事前に測定された個別証券のベータ値とその後に実現されるリターンとの間,そして事前に測定された個別証券の銘柄固有ボラティリティとその後に実現されるリターンとの間に,それぞれ負の相関が観察される。
我々は日本の株式市場における投資家行動の実証研究により,「ベータ・アノマリー」の背景に「ベンチマーク運用」を行う機関投資家による「高ベータ銘柄」への選好があること,そして「銘柄固有ボラティリティ・アノマリー」の背景に
「ギャンブル選好」とでも呼ぶべき「ごく少ない確率で発生する多額の利益に対するリスク愛好的な傾向」を示す個人投資家−中でも信用取引を行う個人投資家−による「歪度の高い銘柄」への選好があることを示す

うっ、胸が痛い、、、
posted by ロボたいしょう at 07:34 | Comment(0) | スマートライフ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年06月13日

投資信託の本当の純資産残高の調べ方

投資ブロガー&投信ブロガーであることを今日から宣言します。

インデックスファンドも持っていることは持っていますが、私個人はあまりCAPMとか効率的市場を全面的に信じているわけではないので、インデックス投資家を名乗る気分ではありません。
(ただ単に、現状の運用商品の中ではインデックスファンドがコスト面で優位性が高いよねと思っているだけです)

ひとつくらいは役に立ちそうな情報を提供しないと投信ブロガーを名乗るのは気が引けますので、今日は投資信託の本当の純資産残高(ベビーではなくマザーファンドの純資産残高)の調べ方をお伝えします。(運用報告書(全体版)を見れば分かります(完))

以下は興味のある人だけ読んでください


しばしば、ファンドは純資産残高が30億円以上あるのが望ましいと言われます。
30億未満のファンドは運用会社にとって利益よりもコストが高く、繰上償還になる可能性が高いとか、特に1単位が高額な株を購入するのに不都合が起きやすいとか
あとはいろいろな要因で(特にインデックスファンドでは)意図しない損益(エラー)が出るみたいなところでしょうか。
(30億円 投資信託でググると結構出てきます、詳しくはそれで調べてください)

個人的な気分としても、なんとなく30億円くらいあると安心です。
しかし、公表されているファンドの純資産残高が、ベビーファンドの残高であることがあります。
ベビーマザーの仕組みは割愛しますが、実際に運用しているのはベビーファンドのお金を全部集めて、マザーファンドの中で一本化されています。
ベビーが小さいからと言って、マザー全体も小さいとは限りません。
マザーの純資産残高を見たい時は、ベビーファンドの運用報告書(全体版)を探せば分かります。
運用報告書(全体版)を見ると、ファンドの保有する銘柄の全リストと保有額、また他にどのようなベビーファンドがいくら拠出しているか、など、有用な情報が得られます。

以上です。
posted by ロボたいしょう at 19:02 | Comment(0) | 雑記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年06月10日

会社も個人も営業利益が大事

企業の価値を評価する指標として代表的なものに、PBRやPERがあります。

PBRは、言ってみれば今の株価時価(Price)が、企業の資産価値(純資産=Book Value=保有する資産から負債を除いた残り)より高いか、安いかを見る指標です。
資産の価値と企業時価総額が等しい時、これは1倍になります。

PERは、今の株価(Price)が、1株あたりの純利益(Earnings)の何倍かを見る指標です。
PERは、言ってみれば、ある株に投資をしたとき、それが何年かけて回収できるかを表す代表的な指標です。
概ね15倍(年6-7%くらいの収益)が平均と言われています。

純利益は、会計上株主が最後に手にする儲けですが、実際には純利益だけを見て株を比較するのは難しいと思います。
会社本業の儲け(営業利益)に、本業以外の損益を加減したものが純利益です。
純利益は、純資産(企業の資産価値)の増減と等しくなります。
純利益には税金の処理だとか、持ってる資産の減損だとか、そういう特殊な要素、1回限りの利益や損失が多分に入ってきます。
純利益は、経営陣が操作しやすい(業績予想なりに着地させやすい)利益指標です。
ブレが激しいので安定的に比べるのには向かない指標とも言えるでしょう。


企業の地力を見るためには、本業の儲けを表す営業利益、もしくは営業キャッシュフロー、フリーキャッシュフロー、EBITDA、EBIT、といった指標も見るのが良いのではないでしょうか。


前フリが長くなりましたが、家計簿の考え方についても、私は営業利益を見るのが良いと思います。
月のはじめに貯金がいくらで、月の終わりに貯金がいくらあるので、今月はいくら増えました(減りました)
という、ストック(貯金)の差額を見る考え方は、純利益的な(IFRS的な)考えです。

しかし、毎月の出費にはいろいろなものがあり、単月や一年単位で区切っても、実態の生活レベルはよく分かりません。
今月出た結婚式の御祝儀代(特別損益)はカウントせず、毎月かならず使うような支出額(営業支出)が、望ましい範囲になっているかどうか、
を最初に考えるべきだと思います。
(支給されたボーナスが、月々の赤字の穴埋めに消えていくのを見ながら)

posted by ロボたいしょう at 07:59 | Comment(3) | スマートライフ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年06月07日

ニコニコプレミアム会員解約した

ネット回線が弱くてあんまり見てないので解約した。

月540円とはいえ、不要な出費を見逃すことは出来ません
全部で7年くらいプレミアム続けてたかな?

ニコ生やったり電王戦見たり、思い出はいっぱいあるなあ
posted by ロボたいしょう at 07:53 | Comment(0) | 雑記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年06月03日

あなたが投資や資産運用をする必要はない

これだけは言わせて欲しい。
あなたが投資や資産運用をする必要はない。
低い金利で銀行に預けていることで、あなたが(儲けそこなって)損をすることはない。
全ての資産価格には神の見えざる手が働いている、もしくは金にがめつい投資家たちが価格を決めているので、
あなたが投資をしないことで(儲けそこねて)損をするような資産は、ない。



俺は証券アナリストを持っているので、普通の人よりは資産運用について話す権利があると思う。
やはり個人が投資をする必要はないと言いたい。
俺は投資が好きだし、むしろ投機が大好きだ。昔はFXで一瞬で100万円損したり(ブログのどっかにあります)したけど、やっぱり株も相場も大好きだ。


でもね、やっぱり株や相場は、短期的には投機(ギャンブル)だし、
長期的に見ても(長期的にはみんな死ぬけど)、リスクがあってそれに応じた期待収益があるだけに過ぎない。
生きてる間に本当にそれが報われるかはわからない。
将来のリターンはどこまで行っても確率分布でしかない。

投資は、不確定な将来に対する賭けだ。
必ず得するようなケースは(一般人には)ない!
投資に儲かる保証はない!


ではなぜ俺は投資(長期投資)をするのか、
それは
自分に確率の女神がほほえむ(期待値通りに上手く儲けられる)
という信心と、
リスクをテイクする能力(つまり損をしても良い元手)
があるからだ。

損をしても良い元手がないなら、投資はするべきではないし、
期待値通りに儲けられるという、信心がないのなら投資はするべきでない。

別の記事で書かせて貰いますが、現金は現金というだけで大変な価値があるので、投資をしないとお金が遊んで損をするということは決してありえない。
リスクに応じたリターンになるよう、神の見えざる手が働くのだから。


だから、個人が無理に投資や資産運用をする必要はない。
リスクを取れて、かつ確率の神を信じる(極一部の奇特な)人だけが、投資をしよう。
posted by ロボたいしょう at 20:13 | Comment(2) | スマートライフ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする