2015年04月06日

野手二軍成績の振り返り そしてラストチャンス鵜久森


終身名誉ラストチャンスこと鵜久森選手の二軍成績がやばいということで調べてみました。
二軍成績から予想する一軍ブレイク時期です。

高卒選手達の二軍成績を眺める中で、ある法則に気付きました。
それは、
『ハムの天才野手は、高卒二年目を終えてOPSが.850を超える』
(そしてその翌年、一軍デビューしブレイクする)

つまり、
活躍する選手は入ってすぐ二軍でもその片鱗を見せる

ということです。

まず見てみましょう、チームの日本柱、中田と陽です。
中田・陽.png

OPS.800を超えるとブレイクの兆しである黄色に、.850を超えると赤で塗っています。
中田は一年目から二軍で.800を超える活躍を見せ、二年目の09年度には1.000超えを見せました。
(10年度から一軍起用がメイン)

陽については、07年から一軍での出場機会を得るも、守備位置が定まらないことなどから若干迷走しました。3年目の08と、4年目の09でそれぞれ.850超えを見せ、10年度から一軍起用がメインとなりました。

二人とも今では主軸メンバーですが、二軍でOPSが850を超えていても、
一軍起用がメインとなった年はOPSが600台というのも印象的です。

そしてハム若手三人衆、中島・西川・近藤の三人の成績。
中島西川近藤.png

中島は守備が買われての一軍起用だったので、この法則には当てはまりません。
今で言うところの捕手の石川亮、14年ドラ2の清水優心が近いと思います。

西川はこの典型的な天才型で、二軍の2年目でOPS.854となり、13年度からハムのファイヤーフォーメーション主犯となりました(その後外野転向しました。良かった良かった)
近藤も全く同じパターンで、二軍の2年目で、OPS.944となり、二軍でやることがなくなったために満を持して14年度は一軍起用。
捕手では守備力に難アリでしたが、急造にも関わらず小谷野とサード争いをする活躍を見せました。

つまり、一軍レベルの選手は、高卒2年目終了時、もしくは3年目終了時の成績で既に活躍の片鱗を見せているのです。


そして次なる争いはこの二人の外野手、谷口と石川慎吾の二人です。
谷口・石川.png

谷口は4年目成績でようやくOPS.850と出遅れはしたものの、4年目である14年度成績は.972と二軍の帝王にふさわしい成績を残しました。加えて一軍経験も多く、今もっとも一軍に近い選手ではないでしょうか。

石川慎吾も同じように順調な二軍成績を残しています。
14年度の成績こそ、谷口に負けているものの、ブレイクの予兆には十分なOPS.885を3年目に達成しています。

この二人は今年、もしくは来年には一軍定着の可能性が高いのではないでしょうか。

そしてその谷口・石川を脅かすのが13年ドラフトの面々。
13年ドラフト.png

ドラ1渡邊は、昨年は怪我こそあったものの、活躍を期待するには十分な1年目のOPS.700超えからの2年目ここまで.932と、これはもう完全に来年はブレイクの予感がプンプンします。
ドラ3岡も、大卒野手として14年は開幕一軍出場、途中怪我でシーズンを棒に振るも、15年も一軍での活躍を期待されています。
ドラ8石川亮は下位指名ながら堅実な守備とそこそこの打撃を買われ、15年度の捕手難の現状では一軍起用。中島みたいに二軍で3年くらい漬けてから(漬けなくても?)は一軍定着できそうです。
ドラ7岸里も一年目の成績はそこそこですが、外野は選手層が厚い(本当に厚いとは言っていない)ため、どうでしょうか。しかし一軍で一試合二安打を経験しており、『持っている』感があるのは事実です。

続いて14年ドラフトの面々。試合数が少ないので成績は参考程度ですが。
14年ドラフト.png
捕手の清水は石川亮と並び、打撃が伸びずとも3年漬けこんでから一軍定着の可能性あり。
二軍で打ちまくっているという評判の淺間はこのままの成績が維持できれば中田と並ぶ、一年目OPS800台達成となります。
本塁打がまだないことから、今後OPSを落とすのではないかと思いますが、それでも高卒二年目のOPS850達成にも大いに期待が持てます。ハム高卒ブレイクパターン入りそうです。
高濱はまだこんなもんでしょうか。一年目からOPS600台はなかなか。

この法則を裏付けるかのように11年〜12年を見てみるとこの通り。
11~12年ドラフト.png
鎌ヶ谷ファイヤーズの皆様です。
松本は15年度ここまで成績を伸ばしており、もしかすると将来一軍選手になる可能性もワンチャンあるか、といったところ。
それ以外の選手は伸びてはいるものの、現状で谷口や石川慎吾でも一軍の切符をつかめるか微妙な中では、
ここまでの成績を見るに一軍選手になるには正直、力不足な印象を受けます。
(しかも13、14ドラフトで入った下からの突き上げもあり、二軍の出場機会が得られるかも疑問)

二軍の球団職員と化した尾崎のような例もありますし、
尾崎.png
いつか成績が上向いたとしても、若手でなければなかなか使ってもらえないのがハムですから。


そして終身名誉ラストチャンス鵜久森さん。
鵜久森.png
5年目と6年目にOPS900を超える活躍。
11年以降に成績を崩すも、14年度には850超えの二軍の帝王化、15年度はここまでOPS1.000超えとついにラストチャンスがめぐってくるか、といった所。

同じ04年度のドラフトにはダルビッシュ、そして市川卓という選手が居ました。
市川卓.png
3年目と4年目にOPS850超えを達成するも守備難が理由でついに一軍起用はほとんどありませんでした。
それ以降は腰の怪我で打撃力を失いました。

どんな運命のいたずらか、ついに04年度ドラフトの選手で最後に残ったのはラストチャンス鵜久森さん。
今年こそクビが涼しくなりそうですが、最後に一花咲かせてほしいなぁと思うのでした。


期待の若手に求める条件は(せいぜい4年目までの)二軍でのOPS850超え、
たとえ4年目でそれが達成できても1軍定着の壁は高いのでした。

谷口選手、石川慎吾選手には是非ともファイターズの中軸を背負うだけの選手になって欲しいですし、
(逆に言えば、今年、来年くらいで定着できないと完全に二軍の帝王コースになる)
未完の大器ことラストチャンス鵜久森さんも頑張ってほしいです。。

それにしても12年ドラフト、本当に大谷だけだなぁ・・・
マジでそろそろ12ドラフトのメンツそろそろクビが寒くなってくるんじゃないのか

posted by ロボたいしょう at 01:03 | Comment(0) | 野球 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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