2017年02月23日

インデックスファンドに勝つ方法は多分無い

投資評価をインデックス(ベンチマーク)との勝ち負けを基準にする限り、インデックスファンドに勝つ方法(スマートベータ)は無いと思う。

中長期的にはインデックスに勝てるかもしれないが、我々の人生は中長期的には皆死んでいるため、中長期的未来に渡って投資することは不可能。

パフォーマンスの勝ち負けだけを見るのではなく、リスク対比リターンの改善という観点で考えたとしても、
統計的に優位にインデックスを上回るころにはもう死んでるし取り返しがつかなくなっている可能性がある。

インデックスは明らかに完全でないし、市場も合理的ではないけれど、
しかしインデックスファンドを買うのは十分に合理的だと、私は思う。
posted by ロボたいしょう at 19:53 | Comment(0) | 投資 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年12月02日

経済的自由、という幻想を相手にしない

経済的自由 という言葉を耳にすることは無いでしょうか?
不労所得がある、一生遊んで暮らせる金がある、etc...
サラリーマンなど庶民の我々には経済的自由が無い、だから大家になって不労所得を得て、経済的自由を得るんだ、お金に働かせるんだ、etc...

思うのですが、いつ我々は経済的に不自由になったのでしょうか?
我々は売られた奴隷ではないですし、借金があっても自己破産することが出来ます。
経済的な理由で奴隷扱いになり自由を奪われている訳ではありませんよね。

イヤイヤに仕事をしているとしても、その仕事を辞めて別の仕事を探すことが出来ます。(給料が増えるか減るかとは別の問題です)
自分の時間を切り売りして給料を得ているとしても、どの会社どの仕事相手に切り売りするかは自分で決めることが出来ます。

経済的自由の反対を経済的奴隷(経済的隷属)もすると、我々は本当に経済的奴隷なのでしょうか?


別の観点で考えましょう。
宝くじで5億円当たると経済的自由になるでしょうか?
覚醒剤で捕まったプロ野球の清原選手は50億円以上の稼ぎがあったといいますが、逮捕された時にはほとんどの財産を失っていたといいます。

思うに、人間の欲求には際限が無いため、金はいくらあっても足りないと思えば足りない(経済的に不自由)だし、足りてると思えば足りるものでしょう。


もう一つ考えてみます。
どんな女性とも好きな時に好きにセックスできる状態を性的自由としましょう。(橋本環奈でも橋本奈々未でも選び放題です。)
我々は明らかに性的自由ではありませんが、性的な隷属状態であるということになるでしょうか?
そうではないはずです。元から求めている自由の水準が実現不可能だから、それが満たされないだけであって、
自分で誰と寝るか寝ないかを選択する自由を持っていれば(これは現代社会では実現可能な水準の自由です)とりあえずは性的に自由と考えて良いでしょう。

我々は地球上で暮らす限り重力から自由になることはできません。
重力的不自由であるのは明らかです。物理法則からも自由ではありませんので物理的奴隷であります。
酸素が無いと生きていけませんので酸素的不自由です。
ところでそれは本当に不自由だったり奴隷と呼ぶようなことでしたっけ?


私の考えをまとめます。
1一生遊んで暮らせるお金を得ていない自分を、自由と思うか不自由と思うかは自分の気の持ちよう次第。
2歴史上でも経済的自由を獲得した人というのはほとんど居ないはずです。生涯必要なお金を稼ぎきって隠居した人は、ほとんど居ないでしょう。
3自由と思っても不自由と思っても、どう思おうがお金が増えたり減ったりはしないけど、気分は違う。
第一、金だけあっても全てが自由になる訳では無い(法律違反をしたら普通に捕まります)


自由と思えば自由、不自由と思えば不自由。
経済的自由という幻想はあまり相手にするべきではない(投資詐欺の入口に過ぎない)と、私は思います。

posted by ロボたいしょう at 12:18 | Comment(0) | 投資 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年11月04日

株は優待狙いは良いけど配当金狙いはおすすめしない理由


私はもともと優待狙いも配当狙いもあまり関心がなく、
結局インカムキャピタル合わせたトータルのリターンで勝負でしょ
と思っていました。

しかしいろいろ考える間に考えが変わりまして、株主優待狙いの投資は(いくつかの条件を踏まえれば)なかなか悪いものではないと考えるようになりました。

優待といってもクオカードなど金券ではなく、会社の製品や食事券などを出している企業に限ります。


優待狙いが機能する理由は以下の3つです。


1.株主優待でその会社の製品や食事券などを出している場合、そういった企業はBtoC企業(内需企業)であり、景気動向やドル円といったマクロ経済動向の悪影響を受けにくい。
相場が急落する局面(例えばBREXIT)で底堅いというのは何にも替え難い有り難みがあります。

2.優待狙いの投資家が多く株価が下がりにくい。
配当利回りの高い企業は、収益力が低下すれば配当金が下がり、それだけ株価も下がってしまう。
優待は(配当金に比べると)会社にとってあまりコスト負担にならず、維持される可能性が高い。
優待まで合わせた利回りは高くなることが多く、株価が下がりにくい。

3.優待狙い投資では、組み合わせて投資することになる(普通一つの株を多く持っても優待が沢山貰えたりしない)
かつ長い期間じっくり持ち、株価は忘れて過ごすことになる。
つまり分散投資&バイアンドホールドの基本に忠実な投資になる。


配当金狙いには以下のような落とし穴があります。
1.
優待狙いとは異なり、配当金が高い企業はマクロ経済でのリスクが高い有名企業が多い。(銀行、証券会社、商社、自動車など)
ある意味斜陽の大企業で、配当利回り以外にめぼしい買い材料がないような会社が多い。
名前は知ってる大企業だから、と思って安易に手を出すと、マクロ環境の悪化などで大ヤラレしやすい。

2.
営業利益やキャッシュが苦しくなってきて減配が警戒されるようになると株価は下がり、本当に減配になると大損してしまう。
配当利回り狙いは堅実な投資に見えて、実は営業リスクの高い会社に投資をしていることがままある。

優待狙いにももちろん以下のようなリスクがあります。
1.
ある意味ではBtoC業種に集中投資しているわけで、そういった内需セクターが弱い時にはなすすべがない。
相場全体がアゲアゲのときにはどうしてもついていけない。

2.
無理に株主優待を使おうとすることが重荷になったり、冷静な損益判断を鈍らせることがある。
いくらマクドナルドの株主優待券が沢山あっても毎日マックを食べていたら身体を壊してしまって意味がない。
優待があるからそれを換算すればトータルでは負けてないという誤解も危険。

3.
優待付いてる企業は優待の分だけ割高な評価になっているのが普通。
優待分を考えればペイするような評価になっている場合、優待が廃止されたら目も当てられなくなります。
優待狙いでも分散投資は大切(つまりある程度元手が必要)


個別株に興味を持つきっかけとしては比較的メリットを実感しやすく、銘柄的にも内需系でリスクの低い銘柄が多いです。
業種や銘柄の偏りは気になりますが、自分にとって優待が上手く使えて役に立つ企業がいくつかあって分散が効くなら一考の価値はあるように思います。

(投資は自己責任でお願いします)
posted by ロボたいしょう at 20:24 | Comment(0) | 投資 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年09月29日

俺は投資が下手(2)

日ハム優勝しました。
現地で見ましたが一生忘れないと思います。
詳しくは後述ですが、本当におめでとう!


さて、私は投資が下手です。
だいたい200万円くらいの総投資元本から、この3年で50万円は損をしました。
(正確に言えば何も考えずに先進国株インデックスを買っていればプラス10万のはずでしたが、
いろいろ手を加えてマイナス40万円になり、運用者の技量としてマイナス50万円くらいになったという意味です)

特別に損の理由を紹介します。


1.短期的なトレードが全く裏目(-18万円)
前回の記事の1番(イベント前後に飛びつく)と3番(逆張りファンドで昇竜拳喰らう)
の内容に相当します。
短期的に株価や為替の強い弱いを判断することは全く無意味で、むしろ逆効果でした。


2.マーケットタイミングを計って長期投資の資金を出し入れした(-24万円)
前回の記事の4番に相当します。
長期の投資についてですが、黙って最初からずっと突っ込んでいたのに対して、金を入れたり引っ込めたりしたことで-24万円パフォーマンスが劣後しました。
良かれと思ってやったことでしたが、結果的にはアベノミクス相場の上げを取れず、アベノミクス(日経平均2万円、ドル円120円)から今に至るまでの下げ相場でやられるような感じになっています。
長期的にも、今の相場が高いか安いかを判断することは全く無意味でした。


3.資産の選択(-9万円)
日本株か、外国株か、新興国株か、という資産選択でも大きく負けてしまいました。
日本株が弱い時期に日本株を持ち、外国株が弱い時期に外国株を持つ
というように完全に裏目でした。
日本株の代わりにREITを持ったり、外国株の代わりにハイイールド債を持ったりしたことは、あまりパフォーマンスには関係ありませんでした。


前回の記事で述べたレバレッジファンドの長期保有は3万円程度のマイナス効果でした。


結論
今の株価水準は安いとか高いとかの判断は逆効果
短期的な株価の上昇下落も逆効果
資産配分は年レベルで下がった資産を持つのが良いが、現実には上がった資産を選んでしまいがち。


posted by ロボたいしょう at 19:44 | Comment(0) | 投資 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年09月21日

僕は投資が下手

僕は投資が下手

どれくらい下手かと言うと、ベンチマーク対比でマイナス50万円になるくらい下手。
僕が何も手を触れなければ(ベンチマークは)プラス30万円くらいになっていたけど、
アベノミクス効果を突き抜けてマイナスにしてしまうくらい下手。

相場が下手なことは罪です。

ベンチマークの計測方法については別途述べます。


悪かった投資判断を振り返ります。
1.イベント前後に飛びつく(選挙、雇用統計、政策決定会合、etc)
最近であればBrexitもそうですが、イベント前後に飛びついて、ポジティブイベント側に賭けるのはとにかくパフォーマンスを悪化させた要因になりました。
この手の賭けは雰囲気でベットするだけならただのギャンブルでしかなく、慎むべきだと感じます。
イベント前後ではむやみに賭けるのではなく、ベンチマークなりのポジション(量、銘柄ともに)を持つべきです。


2.レバレッジファンドを長い時間ロングする
日本株に強いビューがあり、2013年ごろにレバレッジファンドを持ちましたが、日経平均が横ばいであったためパフォーマンスがとても悪かったです。
レバレッジファンドは長い時間ロングするとだんだんやられていきますから相場が横ばい圏のときには持つべきではないですし、
上昇トレンドが続く局面ではレバのないファンドでもベンチマークなりの収益は取れているはずです。


3.暴落時の損失カバーのためにショートファンドを買う
2016年初の暴落時にインバース(逆張り)2倍のようなショートファンドを購入したのもパフォーマンスをなお悪化させました。
案の定、ショートファンドを取った瞬間が底で投げた瞬間までリバーサルしました。

ある程度(▲20%程度)暴落した時に、それ以上下がることを恐れてショートファンドを買うのはもともとポジションの取りすぎです。
価格が下がった時にはポジションを積み増すのが正しく、やられてきたからショートファンドでポジションを両建てにするのはナンセンスです。


このように私の場合はレバレッジETF(ロングもショートも)がパフォーマンスを大きく悪化させました。

さらに言うと、

4.短期間での割安感と、長期トレンドでの安値圏は全く違う
という点も痛感しました。
例えば、BREXITのような大きなショックがあり、実際に前後1週間では最も安いタイミングで銘柄を購入出来たとします。
しかし、その銘柄をその後数年のスパンで見た時に下落トレンドに入っていたとしたら、その割安感はまやかし(高値掴み)でしかないわけです。

実際に割安に銘柄を購入できればパフォーマンスは改善するはずですが、
割安感だけでベンチマークから大きく離れてポジションを増やせば高値掴みの報いを後で受けることになります。


結論から言えば、ベンチマークから大きく離れること自体がリスクであり、
ベンチマーク自体を適切にコントロールする(銘柄、量共に)ことが重要ということです。

短期的なギャンブルベットはほとんど効果が無く、レバレッジファンドやショートファンドは使うべきではないとも感じています。



posted by ロボたいしょう at 08:08 | Comment(0) | 投資 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年07月25日

出来高の少ないETFを買うべきでない3つの理由


昔は投資信託よりETFの方がマーケットでタイミングを見て買えるし良いよね〜とか思っていたのですが、
出来高の少ないETF(つまり日本上場のほぼすべてのETF)は全く買うべきではないと思うようになりました。

理由
1.ETFは投資信託よりも信託報酬が安く購入手数料もかからないように見えるが、市場での売買コストがとても高く付く

ETFは株の詰め合わせなので、ETFを構成する株の時価から、そのETFの理論的な時価(NAV)を知ることが可能です。
十分に市場取引されているETFであれば、理論的時価から大きく乖離して売買されることは無い(誰かが裁定取引をしてくれる)のですが、
出来高が十分でないETFでは、理論時価(NAV)から乖離しても、今日買いたい人が誰も居なければそのままの値段で放置されてしまいます。

NAVからの乖離が大きくなるということは、買い手と売り手がそれぞれ提示する値段の差も大きくなるということです。
理論時価が1000円としても、売り手は、「誰かが焦って買ってくれればもっと高値でも買ってくれるかもしれないから、とりあえず1005円で売値を付けよう」と考えるようになります。
買い手の方も、「誰か急いで売りたい人が995円で投げ売りしてくれるかもしれないから、995円で買いを出してみよう」
となり、この例では、今売買しようと思えば結局1000円の理論時価に対して0.5%のコストが掛かってしまいます。
これは多くのノーロード投信の年間の信託報酬より高くなってしまいます。

もちろん、自分も1004円や996円で待ってみることも可能ですが、いつ売買が成立するか(もしくは相場が動いて成立しなくなるか)はわからなくなってしまいます。
さらに言えば、自分が売りたい時はだいたい他人も売りたい時だし、自分が買いたい時はだいたい他人も買いたい時であるということを考えると、この作戦はあまりうまく機能しなさそうです。
つまり、出来高の少ないETFの売買は足元を見られるということです。


2.売買に手間がかかり、いつ売買が終わるかもわからない
買いたい人と売りたい人が両方存在しなければETFの取引は出来ませんので、
今日いくら買いたい・売りたいと思っても、それが叶わないことが頻繁に生じます。
自分はETFを1000株持っていて、それを売りたいとします。急いで全部売りたいと思っても、買い手が1000株分居なければ売れませんし、1で話したように売買コストが高くついてしまいます。(足元を見られます)
なので、うまくETFを売りたい時には、
・何株くらいであれば市場を崩さずに売買できるか
・国内上場株式でなければ、今の理論時価(NAV)がいくらが適切か考える
・執行を成行で出すか(成行で出しても大丈夫か)、指値で出すならいくらで出すか
など、いちいち、いろいろなことを考え、発注を出さなくてはいけません。
また、このように市場で無理をしない売買をしようとすれば、いつになれば望む株数を売買し終えるかもわかりませんし、
売買に時間がかかれば相場が変わってしまうリスクもあります。
一番の問題は、こうした発注を社会人であれば平日の朝9時〜昼3時にやらなくてはいけないということです。つまり、流動性のないETFを売買するのは大変です。


3.投資信託であればそのような問題はない
投資信託であれば、買いたい・売りたい時にはフェアに計算されたその日の基準価格で購入・解約が可能です(=売買コストがかからない)
売れてない投資信託であっても解約を断られるということはありませんし、いちいちこちらでいくらが適正価格かを考える必要もありません。誰か代わりに買ってくれる人がいる必要もありません。(=売買が楽)
つまり、わざわざ出来高の少ないETFを買って苦しむよりも、投資信託を買う方が楽だし足元も見られないので良いということてす。

ETFと違って投資信託は販売会社が制限されるため、欲しい投資信託が買える会社で口座を持たなくてはいけません。
そこが難点になります。

posted by ロボたいしょう at 22:33 | Comment(3) | 投資 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年07月16日

時価加重平均は投資家のリターンの平均を示すか?(下)


複数期間の場合にも、時価加重平均が投資家のリターンの平均を示すかどうかを考えます。
シミュレーション簡便化のため、銘柄の単位数は時価の増減では増減しない(固定)
とします。

投資期間ごとに、各投資家がどのように銘柄を乗り換えていくかについては


さらにXとYを購入するタイミングも、XとYを持つ比率も、それぞれの投資家で自由なんだから、そのような投資家を無数のパターンで平均したらどうなるのか、という意味です。私はそれが時価加重ではなく相加平均になるのではないかと考えています(それが前のコメントで示した記事のモンテカルロです。ただしあのsimには時間方向の購入タイミングのパラメータ(積立など)は入っていません)。


とありますので、各期間ごとに独立に銘柄がランダムに割り振られるものとします。

https://docs.google.com/spreadsheets/d/1PtHwMpIWaddBWb1vovyuCulH59t3euHN70hN5lgnk8M/edit?usp=sharing
この条件で2期間のリターンを求めたスプレッドシートがこちらです。

2期間シミュ.png

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posted by ロボたいしょう at 17:26 | Comment(0) | 投資 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

時価加重平均は投資家のリターンの平均を示すか?(上)

これまでの記事の続き。

https://docs.google.com/spreadsheets/d/1MKBHqm3sVDNVAEAgwX2Yx-dTbGF7PoomNN07fahxRgw/edit?usp=sharing

ここのGoogleスプレッドシート上にもあるので、閲覧環境のある方はこれで見てみてください。

1期間シミュ.png


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posted by ロボたいしょう at 16:03 | Comment(0) | 投資 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

他blog『インデックス・ドライバー』との議論(5)

インデックスドライバー
http://indexdriver.blog.shinobi.jp

のコメント欄で、なかなか熱い議論を行いました。(5)

今回は時価加重平均のポートフォリオについてです。

インデックス投資の研究状況を知りたい
http://indexdriver.blog.shinobi.jp/Entry/1092/

のコメント欄でのやり取りです。

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ロボたいしょう

ポートフォリオの配分(ウエイト付け)の話から先にさせていただきます。 
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posted by ロボたいしょう at 14:20 | Comment(0) | 投資 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年07月15日

他blog『インデックス・ドライバー』との議論(4)

インデックスドライバー
http://indexdriver.blog.shinobi.jp

のコメント欄で、なかなか熱い議論を行いました。(4)

今回は時価加重平均のポートフォリオについてです。

インデックス投資の研究状況を知りたい
http://indexdriver.blog.shinobi.jp/Entry/1092/

のコメント欄でのやり取りです。

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ロボたいしょう

@時価総額加重平均が全投資家の「平均値」になることの一般的な証明 

浮動株調整時価加重インデックスで、そうなっていないと考える理由はどのようなものでしょうか? 
株が投資家と非投資家(例えば持ち合い株主、自己株式、オーナー保有分のような、市場での取引を目的としない株主)に保有されているとき、 
浮動株でない株(非投資家に保有されている株)を除いた全ての株を保有すると、 
それは全ての投資家の保有する株のリターンを、その大きさに応じて加重平均したものになると思うのですが。 
(もちろん、どうやって浮動株でない株を決定するのかという問題が残りますが) 

特に「市場ポートフォリオが効率的」というのは証明や検討が不十分なのではないかと考えています。 

CAPM理論のことかと思いますが、その後の実証研究でCAPMが全然成り立っていない例が多数発見されています。 
(その例の一つが、ファクター(バリュー効果、小型株効果など)と呼ばれるものです) 
市場ポートフォリオがまったく効率的ではないのはわかっているのですが、 
かといって市場ポートフォリオ(浮動株調整時価加重)はあまりに普及してしまって、かつ低コストで運用が楽ということもあり、 
運用を委託する側がその妥当性を十分検討していないというのが現状かと思います。 

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posted by ロボたいしょう at 22:38 | Comment(0) | 投資 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年07月14日

他blog『インデックス・ドライバー』との議論(3)

インデックスドライバー
http://indexdriver.blog.shinobi.jp

のコメント欄で、なかなか熱い議論を行いました。(3)

今回は時価加重平均のポートフォリオについてです。

インデックス投資の研究状況を知りたい
http://indexdriver.blog.shinobi.jp/Entry/1092/

インデックス投資憎し(?)のためか、氏の主張には無理があるように思えます。

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posted by ロボたいしょう at 21:53 | Comment(0) | 投資 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年07月09日

他blog『インデックス・ドライバー』との議論(2)

インデックスドライバー
http://indexdriver.blog.shinobi.jp

のコメント欄で、なかなか熱い議論を行いました。(2)


インデックス投資は「マイナスサムゲーム」かも知れない
http://indexdriver.blog.shinobi.jp/Entry/1090/

彼の主張は、
1.世界経済の成長に応じた過去の株式リターンが将来まで継続すると考えるのは、楽観的に過ぎないか。
2.株のリターンで確実にプラスになると言える分は、配当利回り(約2%)だけではないか。


私は、世界経済が成長しないケースにおいて、配当利回り以外にも株式の期待リターンがプラスになることは十分にありうると考えています。

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posted by ロボたいしょう at 16:37 | Comment(0) | 投資 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年07月08日

他blog『インデックス・ドライバー』との議論(1)

インデックスドライバー
http://indexdriver.blog.shinobi.jp

のコメント欄で、なかなか熱い議論を行いました。
このブログは、
1.時価加重平均ポートフォリオは数学的な意味付けが乏しく、理論的なバックグラウンドに基づく投資ウエイト付けをもっと考えるべき
2.等金額ポートフォリオは(さまざま理由により)事前に銘柄ごとのパラメータの推定が難しい中では数学的に良い
と繰り返し主張しています。


私は、1の時価加重がイケてないよね、という点にも、2の等金額ポートフォリオがイケてるという点にも同意しますが、
彼の主張の中にはいくつか同意できない点があり、議論を投げかけたものです。


http://indexdriver.blog.shinobi.jp/Entry/1087/
私の主張
論点1.等金額ポートフォリオは優れているが、(時価加重とは違って)みんながそれをすることは出来ない(小さい銘柄を買い上げてしまう)
論点2.「恣意性の全くない数学的ポートフォリオ」を求めるのは不可能である
論点2.2 等金額ポートフォリオは、どのレベルで等金額にするかによって全然結果が変わってくる(恣意性が多分に含まれるので、等金額なら恣意性がないと言うことは誤解である)

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posted by ロボたいしょう at 07:59 | Comment(0) | 投資 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする